脱!老け顔!目の下のたるみを改善する方法

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目の下のたるみを改善する方法

顔の中で、最も人の視線を集める目元。目の下のたるみは実年齢に関係なく、見た人に老けた印象を与えてしまいます。年齢的に仕方がない、と諦めないで、少しでも解消できる方法があれば実践したいものですね。
今回は、目の下のたるみの原因と、目の下のたるみを改善し、若々しい目元を維持するスキンケアやエクササイズをご紹介したいと思います。

目の下がたるむのはなぜ?

目元は体の中で最も皮膚が薄く、たるみやすい場所。目が大きい人、体質的に目の下の脂肪が多い人などは特にたるみやすい傾向がありますが、たるみの主な原因は加齢による肌のハリや弾力の低下と、目の周りの筋力の衰え。20代後半から加齢とともに進行し、自他共にたるみを認識するのは40代くらいからと言われていますが、年齢に関係なく日々予防することが大切です。

たるみの原因① 肌のハリや弾力の低下

肌のハリや弾力を保つ真皮内のコラーゲンやヒアルロン酸などの成分は、加齢とともに減少していきます。肌にハリや弾力がなくなると皮膚を支えることができなくなってしまい、目の下などがたるみ始めます。また、加齢により血液やリンパの流れが滞り、余分な脂肪や水分が排出されないと、皮下組織の脂肪層が増加し重くなるため、目の下のたるみはさらに進行してしまいます。

たるみの原因② 加齢による筋力の低下や表情筋の衰え

加齢により顔の筋力も衰えやすくなります。皮膚は筋肉によりを支えられているため、加齢に伴い眼輪筋(がんりんきん)など目の周りの筋肉が衰えることで、支えられなくなった脂肪が下へと垂れていきたるみとなります。また、加齢だけでなく、普段から表情に乏しい人も、表情筋の衰えにより目の下がたるみやすい傾向にあります。

その他の原因

目の下のたるみには、紫外線によるダメージや肌の乾燥も大きく影響しています。

・紫外線

紫外線を過度に浴びると、眼輪筋や目の周りの皮膚を支えるコラーゲンなどの組織が破壊され、肌のハリや弾力が低下します。紫外線によるダメージは蓄積されるので、紫外線を多く浴びている人ほど目の下がたるみやすいと言われています。同様に、間違ったスキンケアやストレス、喫煙などによるダメージでもコラーゲンなどの成分は破壊されます。

・乾燥

乾燥により肌表面の潤いが不足し、肌のハリが失われることによってもたるみは起こります。水分の保持力が低下して皮膚に潤いが不足すると、肌はハリを失い一時的にたるみを引き起こします。さらに加齢により肌の水分量や油分量は低下していくため、余計肌は乾燥しがちに。そのため、スキンケアによる日々の保湿がしっかりできていないと、目の下にたるみが生じやすくなります。

目の下のたるみに効果的なスキンケア化粧品

目の下のたるみを改善する方法

リフトアップ効果のあるアイクリームや保湿効果の高い目元用美容液など、目元専用のアイケア製品は様々。ここではたるみに効く化粧品の選び方をお伝えします。

肌にハリを与える成分を配合している製品を選ぶ

目の下のたるみは、表皮を支える真皮内にあるコラーゲンやエラスチンなどの組織の減少や水分不足が原因。改善には、真皮内のコラーゲン量を増やし、これらの細胞がしっかりと潤うよう水分量を補うことが大切です。コラーゲンや、コラーゲンを生成する以下の成分が配合されている化粧品で肌のハリを回復しましょう。

・コラーゲン

肌にハリを与え、維持することができる成分です。一般的なコラーゲン配合化粧品は表皮の保湿作用を高め、シワや乾燥から肌を守る効果はありますが、肌のコラーゲン生成を行う真皮までは浸透しません。ですので、たるみ解消を目的とするなら、角質層まで浸透する可能性があり、肌内部での保湿効果も期待できる低分子コラーゲン配合の化粧品を選びましょう。

・ビタミンC

ビタミンCには抗酸化作用、保湿作用、美白作用の他に、コラーゲンの生成を促進し、肌のハリをアップさせる作用があるため、たるみ対策に効果的です。

・レチノール

もともと人間の体内にあるビタミンAの一種。線維芽細胞に働きかけて真皮のコラーゲンを生成する作用があり、たるみの原因となるコラーゲンの減少を防ぎます。

高保湿成分が配合された化粧品を選ぶ

表皮にアプローチしても直接的なたるみの改善にはなりませんが、肌は乾燥しているとハリやツヤがなくなり、結果としてたるむ傾向にあります。肌の乾燥を防ぐには高保湿成分が配合されている化粧品が効果的。中でもたるみの改善に有効なのが、以下の高保湿成分です。

・セラミド

保湿力が最も優れている、表皮の角質層内にある角質細胞間脂質の保湿成分。洗顔などで肌の油分が奪われると、水分維持をしている角質層内のこれらの保湿成分が流出し、潤いが不足するため、スキンケアで外からも補う必要があります。セラミドが配合された化粧水は特に保湿力が優れています。

・ヒアルロン酸

肌の真皮層で弾性繊維の隙間を埋める、水分保持に優れているゼリー状の成分。肌への浸透力を求める場合は低分子ヒアルロン酸を、保湿力を求めるなら高分子のヒアルロン酸を選びましょう。

目元のスキンケアの注意点

目元の皮膚はとてもデリケートなため、強い刺激を与えないよう注意しましょう。目元用の美容液などは、目の周りに指先で軽くマッサージしながらなじませます。クリームは、目の下のたるみなどに上から軽く乗せるようなイメージで優しくなじませましょう。

 

目の下のたるみを改善・解消するエクササイズ

目の下のたるみを改善する方法
たるみ改善に大切なのは、スキンケアともうひとつ、眼輪筋など目の周りを囲んでいる筋力のアップ。衰えてしまった筋肉を意識的に動かすことにより鍛える必要があります。
ここでは、自宅で簡単にできる目元のエクササイズをご紹介します。
※肌への摩擦を避けるため、スキンケアの後など、目元にオイルやクリームを塗布した状態で行いましょう。

眼輪筋エクササイズ

【眼輪筋全体を鍛える】

1.目を閉じてから、目に力を入れてさらにギュッと閉じ、5秒間キープします。
2.少しずつ目の力を抜き、最初の状態に戻ります。
3.次に眉を上げて目をパッと開き、5秒間キープします。
4.最初の状態に戻ります。

【目の下を鍛える】

1.口を「お」の形に開いて、鼻の下を伸ばします。
2.そのまま目線を上に向けて、目の下をしっかりと伸ばしていきます。
3.下まぶたを引き上げるようにして、目を細め5秒間キープします。
4.ゆっくりと元に戻します。

眉毛上げエクササイズ

1.ぎりぎりまで両目を細めます。
2.目を細めたまま眉毛を上げ、10秒キープします。
3.もう一度繰り返します。

まばたきエクササイズ

1.顏を天井に向け、視線は下を見るように床に向けて、目の周り全体を動かすような意識でまばたきを10回行います。
2.今度は顏を床に、視線は天井に向けて、まばたきを10回行います。

ウィンクエクササイズ

1.頬骨の上を指で軽く押さえながら、右目、左目片方ずつそれぞれ10回ずつウインクします。
2.ゆっくりと行うのがポイントです。やりづらかった方は筋力が弱っている証拠。回数を増やし、たるみを予防しましょう。

ピースエクササイズ

1.目頭に中指、目尻に人差し指を軽くあてます。
2.視線を天井に向け、黒目をできるだけ上に上げます。
3.その状態で目を細め、10秒キープします。

目の下のたるみを解消するツボ

スキンケアの時に並行して行いたいのがツボ押し。ツボを押すと顔の血流促進にも効果があり、化粧品の成分がより肌に浸透しやすくなります。
以下は、目の下のたるみに効果のあるツボです。指の腹を使い、肌に負担をかけないよう刺激しましょう。

    • 目尻の斜め下の骨のくぼみにある「救後(きゅうご)」
    • 目の下の骨のすぐ上にある「承泣(しょうきゅう)」
    • こめかみから、やや目尻寄りにある「太陽(たいよう)」
    • 目の真下の骨の淵から指1〜1.5本下にある窪み「四白(しはく)」

美容医療による治療

目の下のたるみを改善する方法
たるみの改善には美容外科などで治療する方法もあります。美容医療による治療は改善が期待できる反面、効果に個人差があることも。まずは無料カウンセリングを活用して専門医に相談すると良いでしょう。

・ヒアルロン酸、コラーゲン注射

柔らかいゼリー状のヒアルロン酸やコラーゲンをたるみに注入し、表皮を持ち上げて目元にハリを出す治療です。

・レーザー治療

皮膚の真皮層にレーザーを照射することで、コラーゲンの生成を促し、皮膚にハリを与えることができる治療です。

・ラジオ波

電磁波の一種・ラジオ波で肌にエネルギーを与えることで、コラーゲンを活性化し、肌のハリを出す治療です。

・外科手術

目の下の皮膚を切り、そこから脂肪を除去します。専門的な技術が必要なため、得意とする美容外科の先生とよく相談してから行います。

おわりに

人の顔は、目元の印象で大きく変わります。老け顔の元・目の下のたるみが気になるという方は、今日からたるみ改善のスキンケアとエクササイズを始め、実年齢よりも若く見られる目元を目指しましょう!「年だから」と諦めず、継続的にアプローチすることが大切ですよ。

 

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