たるみ

日焼け後に起こりやすい肌悩みやケア方法・おすすめ化粧品を紹介

アウトドアや外出の積み重ねでできる日焼けはシミやしわ、乾燥などあらゆる肌トラブルを引き起こす原因になりがちです。毎年夏に極度の日焼けで使用している化粧品が合わなくなり買い換える方も多いかと思いますが、日焼けで肌荒れをする度にケアの手順や必要な化粧品を調べて買うのは手間に感じますよね。

今回は、日焼けが起きやすい季節になる前に知りたい日焼け後に起こりうる肌トラブルや化粧品選びのポイントを紹介します。

日焼けした肌の状態と起こりやすい肌悩みは?

紫外線や日焼け後にはさまざまな肌トラブルが起きますが、UVケアを怠った後に起こり得る肌悩みを事前に知ることで、より効果的なスキンケアを行うことができます。

まずは、日焼け後に起こりやすい肌悩みをおさらいしましょう。

▼ほてりや赤み

長時間日光に当たった後の肌は、ほてって赤みを帯びる(サンバーン)ことがあります。赤みを帯びた肌をそのままにしておくと黒く(サンタン)なり、日焼けを起こした状態になることも。

赤みを帯びた肌は炎症を起こしており、触ると熱く、ヒリヒリ痛むため、黒くなる前にケアをする必要があります。

▼乾燥しやすく肌のバリア機能が低下

肌は長時間紫外線を浴びると、外的刺激から守るためのバリア機能が低下します。バリア機能が低下した肌は無防備になり、乾燥やゴワつきが起こりやすく、化粧ノリが悪くなったりスキンケア化粧品が合わなくなったりしやすくなるのです。

肌の健康を保つために、日焼け後はより徹底したスキンケアを行いましょう。

▼シミやしわ

紫外線はシミやしわを引き起こす原因にもなります。

肌は長時間紫外線を浴びるとシミなどの原因になるメラニン色素が増えることは有名ですが、メラニンは時間をかけて定着し始めます。

紫外線を浴びた後に生成されたメラニンは、3日程度で肌に定着し始めるため、紫外線を浴びる前にケアを行なうと日焼け後のケアもより楽に行えるのです。

また、紫外線を浴びるとメラニンだけではなくしわの根源になる「ゼラチナーゼ」という酵素が発生します。

ゼラチナーゼ肌のハリのもととなるコラーゲンを変性し、シワの発生率が高くなってしまうため、年齢肌対策を徹底したい方は紫外線対策をしっかり行うことが大切です。

日焼け後に徹底したいケア方法

日焼けから肌荒れを起こした時は早めにケアをして対処することが大切ですが、間違えたケアを行ってしまうと肌にダメージを与えてしまうことがあります。また、日焼けをして肌がヒリヒリしたり赤みを帯びたりしている時はより早くケアを行いたいですよね。

ここからは、日焼け後に行うべき特別ケアの方法をおさらいしましょう。

▼1.ほてりを冷やして赤みを引かせる

まず、日焼け後の肌の赤みと熱を引かせるために冷やしてクールダウンさせましょう。

火照りと熱を帯びた箇所に塗れタオルや布でくるんだ保冷剤、アイシングバッグなどを熱が引くまで当てます。この時に冷やしても痛みが引かない時や水ぶくれができてしまった時は、皮膚科の受診も検討してください。

▼2.よりていねいな保湿ケアを行う

肌を冷やしたら保湿ケアを行います。先述でもお伝えしたとおり、バリア機能を失った肌は無防備で乾燥しやすい状態です。より丁寧なケアを行うことを心がけてください。

▼3.美容液などでシミ・しわケアを行う

日焼け後にシミができやすい方や、年齢肌関連の肌悩みに悩んでいる方は、美容液などでシミ・しわケアを行ってください。日頃使っている美容液がヒリヒリする時は使用を控えて、敏感肌用のものなどを使うと良いでしょう。

▼マッサージやパックは行っても大丈夫?

日焼け後の肌は火照りや赤みを帯びているため、顔が大きく見えてマッサージを行いたくなり、火照りを一気に冷やすためにパックでクールダウンさせながら保湿したいと考える方もいるでしょう。

マッサージはバリア機能が失われた肌に摩擦を与えてしまうため、いつもより強い刺激を与えてしまうことになります。マッサージは肌の状態が戻ってから行うのがおすすめです。

また、シートパックも日頃使っているものを使うとヒリヒリしみることも。シートパックは肌の火照りがとれて、普段どおりの肌に戻った時に使用するようにしてください。

日焼け後のスキンケア化粧品の選びのポイント

日焼け後のケアをより徹底するために良質なスキンケア化粧品を使いたいと思う方も多いでしょう。ここからは、日焼け後の肌に使うスキンケア化粧品を選ぶポイントを紹介します。

▼美容成分は保湿や整肌の役割を果たすものを

多くの方がスキンケア化粧品を選ぶ時に成分をチェックして選ぶでしょう。日焼け後の肌は乾燥して肌環境が乱れているため、保湿をしつつ肌の状態を整えてくれる成分を選ぶのがおすすめです。

保湿を高めたい方にはヒアルロン酸やスクワランを、肌のバリア機能の低下に悩んでいる方にはセラミドもおすすめですが、一つの成分でさまざまな肌悩みにアプローチできる成分を探している方にはビタミンC入りの化粧品を使ってみてはいかがでしょうか。

ビタミンCは紫外線によって破壊されやすいコラーゲンの生成を促しつつ保湿をすることにくわえ、肌の状態を整えてすこやかな肌に導いてくれますよ。

▼刺激成分フリーのものを使って肌をいたわって

日焼け後の肌は肌環境が乱れて乾燥しやすくなっています。スキンケアをせずにいると、肌はバリア機能が失われてゴワつきや、バリア機能の低下が加速して、これまで使っていた化粧品が合わなくなることもあるのです。

日焼け後に使用するスキンケア化粧品は、香料や着色料、鉱物油不使用のものを選んで肌に与える刺激をおさえながらケアを行いましょう。

▼日焼け後のケア方法はメンズも一緒?

近年、メンズコスメの需要も高まっていますが、日焼け後のスキンケアを行う必要性がないと感じている男性も多いのではないでしょうか。

実は、肌が乾燥したり荒れたりする原因や日焼け後に起こりうる肌トラブルは男女共通のため、男性の肌も日焼け後のほてりや赤み、乾燥のトラブルは起きてしまいます。男性も日焼け後のほてりや赤みを放置せずにしっかりケアするようにしましょう。

肌にやさしいビタミンC化粧品で日焼け後も美白を

今回は日焼け後に起きた肌トラブルのケア方法に悩んでいる方にむけて、日焼けによって火照りや赤みを帯びた肌のケアの手順やデリケートになった肌に使うスキンケア化粧品の選び方を紹介しました。

近年、さまざまな美容成分を配合した化粧品が展開されていますが、ビタミンCは肌を保湿しながら日焼けや乾燥によって起きるシミやしわ対策を行えます。

年中降り注ぐ紫外線からくる肌荒れ対策を効率良く行いたい方は、ビタミンC配合化粧品をスキンケアに取り入れてみてください。

 

※効果・効能には個人差があります。

 

 

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顔のたるみを引き寄せ悪化させる5大原因とは?

たるみ 原因

「たるみ」とは、様々な原因によって皮膚が垂れ下がってしまう状態のこと。多くの方が、本格的な老化の始まる30歳前後から「顔のたるみが気になり始める」と言います。たるみやすい場所は全身に何箇所かありますが、女性が一番気にするのはやはり「顔のたるみ」。まぶたの重みや目の下のクマのような跡、口角が下がり、ほうれい線が目立つようになってきた頰、丸みを帯びたフェイスライン…。鏡を見たときに気になる箇所があったら要注意。これらはすべて、皮膚のたるみが原因です。

顔のたるみはひどくなると老けた印象を与えるばかりでなく、顔立ちまで変えてしまうため、女性にとってはかなり深刻な悩みです。今回は、顔のたるみができる原因について解説していきます。

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老け顔の原因・頬のたるみにサヨナラ!たるみを解消・改善する方法

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老け顔の大きな原因となる「頬のたるみ」。別名「ブルドッグ顔」とも言われ、犬なら愛嬌を感じられる顔立ちでも、女性としてはちっとも嬉しくない言葉です。けれども残念なことに、30代に入ると頬の肉は徐々に下がり始めるため、多くの女性がブルドッグ顔に近づいていきます。頬のたるみは実年齢以上に老けた印象を与え、多くの女性の切実な悩みとなっています。
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脱!老け顔!目の下のたるみを改善する方法

目の下のたるみを改善する方法

顔の中で、最も人の視線を集める目元。目の下のたるみは実年齢に関係なく、見た人に老けた印象を与えてしまいます。年齢的に仕方がない、と諦めないで、少しでも解消できる方法があれば実践したいものですね。
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禁煙で美肌を取り戻そう!!

禁煙 肌

あなたはタバコを吸っていますか? 喫煙歴は何年くらいでしょうか?
タバコの健康へ及ぼす害が叫ばれるようになって久しくなりますが、それでもなんだか他人事のような気がして喫煙がやめられない、というアナタ。喫煙は、身体の一部であるお肌にも、驚くほどの悪影響を及ぼしているのです。女性なら、できることならお肌はいつまでも美しく保っていたいですよね。
今回は、喫煙がお肌にどういう影響を及ぼすのか、また、禁煙するとこれだけお肌にいいことが起こる!という例を紹介します。喫煙している方はもちろん、自分は喫煙していなくても周囲に喫煙者が多い環境にいる方も、ぜひ読んでみてくださいね。

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目元のしわが気になりはじめたあなたへ

目元 シワ

あなたは今、気になっている目元のしわ、ありますか?それは目の下にできた小じわ?
それとも目元の笑いじわでしょうか。できてしまったらしょうがない、とあきらめてしまったら、しわはもっと深刻な状態に…。目元のしわは、気がついた時からしっかりとケアすることで、改善することも可能です。

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顔のシミ 面倒になる前に!予防と改善

顔 シミ

ある日、発見してしまったお顔のシミ。いつの間に?!鏡を見るたびに気になってしまうシミ。ああ、あのときサボらずケアしていれば…。そう思っていても、見ているだけじゃシミは消えません。
今回はシミができてしまってから後悔しないように、今からでもできるシミ予防の方法、そして、できてしまったシミにお悩みの方へ、その対処法をご紹介します。

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老け顔にサヨナラ!お肌のたるみ改善

肌 たるみ 改善

鏡を見ながら頬を斜め上に軽く引っ張ってみてください。鏡の中のあなたがいつもよりちょっと若い印象になりませんか?もしそうなら、それはお顔の皮膚が少したるんできた証拠です。
あまり話題にはなりませんでしたが、2000年公開のマドンナ主演の映画「2番目に幸せなこと」(The Next Best Thing)の中で、妙に印象的なシーンがありました。鏡の前のマドンナが、10年前の年齢と現在の年齢を交互に言いながら、頬を引っ張り上げていた場面。つまり、10年前と比べてお肌がたるんできたということを表していたのですね。
このように、年齢を重ねると、どうしてもお肌のたるみが気になってくるもの。
今回は、そんなお肌のたるみを改善する方法をご紹介します。

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お肌の気になる毛穴~その傾向と対策

肌 毛穴

毛穴のない陶器のようなツルンとしたお肌、憧れますよね。でも、私たち生物である人間の顔には、なんと約20万個もの毛穴があるのだそうです!
毛穴から出る皮脂は、皮膚の上に天然のクリームともいうべき膜を作って、お肌の潤いを保ち、外的刺激からお肌を守り乾燥を防いでいます。また、汗や皮脂と共に体内の老廃物を排出したり、皮膚のpHバランスを保って雑菌の増殖を防ぐという役割もあるそう。

実はそんなありがた~い役割のある毛穴ですが、あまり目立ってはほしくないのが女性の本音ですよね。今回は、気になる毛穴トラブルの種類と原因、さらに、毛穴の目立たないツルツルお肌に近づけるための対策をご紹介します。

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