禁煙で美肌を取り戻そう!!

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禁煙 肌

あなたはタバコを吸っていますか? 喫煙歴は何年くらいでしょうか?
タバコの健康へ及ぼす害が叫ばれるようになって久しくなりますが、それでもなんだか他人事のような気がして喫煙がやめられない、というアナタ。喫煙は、身体の一部であるお肌にも、驚くほどの悪影響を及ぼしているのです。女性なら、できることならお肌はいつまでも美しく保っていたいですよね。
今回は、喫煙がお肌にどういう影響を及ぼすのか、また、禁煙するとこれだけお肌にいいことが起こる!という例を紹介します。喫煙している方はもちろん、自分は喫煙していなくても周囲に喫煙者が多い環境にいる方も、ぜひ読んでみてくださいね。

喫煙はなぜカラダに悪いのか?

タバコのパッケージに印刷されている注意・警告文を目にとめたことがありますか?
以前は「あなたの健康を損なうおそれがありますので吸いすぎに注意しましょう」というソフトな表現でしたが、2005年7月からは、より具体的な2種類の警告文を表示することが、たばこ事業法39条で定められました。海外ではよりショッキングな写真付きで表示している国もあります。

注意文言(2005.7~ たばこ事業法39条、同法施行規則36条)
A,B各群から1種類ずつをたばこ製品の包装の主要な2面へそれぞれ30%以上の面積を使って表示する。(事例あり)

引用元:たばこに関する警告表示等各国別比較
http://www.health-net.or.jp/tobacco/oversea/ov951000.html

タバコは有害物質のカタマリ

タバコの煙に含まれている化学物質は4,000種類以上、そのうち発がん性物質は、なんと約60種類にも及ぶのだそうです。
そのうちのいくつかを挙げてみると…ニコチン、タール、一酸化炭素、ヒ素、鉛、シアン化水素、アセトン、ブタン、カドミウム、トルエン…などなど、すべて有害で、摂取量によっては人間を死に至らせるほどの毒性があるものばかりです。

タバコの三大有害物質

その中でも、タバコの三大有害物質と言われているのが、ニコチン、タール、一酸化炭素。それぞれ、次のような特徴があります。

ニコチン

血管の収縮、血圧の上昇、動悸、手足の冷え、寝つきが悪くなる、などの悪影響が出ます。発がん性はないとされていますが、麻薬にも劣らない依存性をもつ薬物で、なんと、違法ドラッグであるヘロインと同じくらい止めるのが難しいそう!禁断症状の強さもコカインより上だということですから、恐ろしいですね。

ニコチンは、口腔内粘膜や皮膚からも吸収されるため、体内への吸収が極めて速く、煙を吸い込んで数秒以内に脳血管障壁を通過し、脳細胞に達します。
その一方、消失するのも速いため、常習的な喫煙者は、喫煙後30分程でニコチン切れ症状になり、またすぐに吸いたくなるのだとか。

つまり、喫煙が習慣になり一定の時期を超えると、脳細胞は喫煙してニコチンを吸収することで、ようやく以前と同レベルの活動が維持できるようになるのです。最適なニコチン血中濃度になることで、精神的効果が得られる状態、つまり、タバコを吸うと落ち着く、頭がスッキリするという人は、まさに「ニコチン中毒」、「ニコチン依存」の状態になっているというわけですね。ニコチン依存は、1980年に米国精神医学会によって、精神疾患の診断分類としてとりあげられており、ヘビースモーカーのひと言では片づけられない深刻な病気のひとつなのです。

カン違いしがちなのが、軽いタバコなら上記のようなニコチン依存を防げるのでは、ということ。軽いタバコであっても、満足なニコチン量を得ようとして、無意識のうちに深く吸って身体が調節してしまうそうです。「軽いから大丈夫」ではないんですね。

タール

いわゆるヤニで、タバコの燃焼時に煙草葉の成分が熱で分解されることによって生じ、発がん性物質、発がん促進物質を含みます。喫煙すると、主に肺に蓄積され、1日20本のタバコを吸う人は、1年でコップ1杯のタールを身体に入れるのと同じことに!
たちが悪いのは、タールは禁煙してもすぐには無くならず、肺に長期間残って悪影響を及ぼすこと。喫煙期間が長いほど回復に時間がかかるそうなので、早い時期に禁煙するのにこしたことはありません。

一酸化炭素

炭素含有物が不完全燃焼して発生する気体で、無味・無臭・無色の有害物質。排気ガスなどにも含まれます。血液中で酸素が運ばれるのを阻害して酸欠状態を引き起こし、息切れ、スタミナ不足を起こします。そのため、運動能力の低下や動脈硬化を促進します。
妊婦が喫煙するとお腹の赤ちゃんにも、酸欠による悪影響が出る危険性があります。

喫煙がお肌に及ぼすコワ~イ影響

煙草

では、タバコに含まれる有害物質がお肌に及ぼす具体的な影響には、どんなものがあるでしょうか?

血管の収縮

喫煙によるニコチンや一酸化炭素の影響で、血管が収縮して血行不良になり、お肌の新陳代謝が悪くなります。その結果、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生成する真皮のはたらきが衰え、お肌が乾燥し小じわが出来やすくなり、たるみ、くすみ、かさつき、クマの原因にもなります。また、酸素や栄養分が全身に十分に行きわたりにくくなり、皮膚の温度が低下します。

活性酸素が増える

活性酸素は、お肌の弾力を保つはたらきのあるコラーゲンとエラスチンを損傷させてしまいます。そうすると、小じわができ、やがて深いしわになってしまいます。
また、体内の酸化が進むと、角層細胞中のメラニンの生成が促され、シミの原因になってしまいます。

ビタミンC の大量消費

タバコを1本吸うと、約25~100mgのビタミンCが消費されます。つまり、タバコをたった2本吸っただけで、1日のビタミンC必要量が失われてしまうのです。
ビタミンC は言うまでもなく、美肌のためには大切な栄養素。コラーゲン合成、メラニン色素の生成抑制、免疫力を高める、傷の回復を促進する、抗ストレス、抗老化、さらに、皮膚のバリア機能を高め、肌のキメを整える、という美肌を保つ様々な効果があります。喫煙することで、そんな大切なビタミンC が失われてしまえば、お肌の状態が悪くなるのは当然のことですね。

やがて、スモーカーズフェイスに…

このように見ていくと、タバコはきわめつけの「老化促進剤」だということがわかりますね。喫煙者は非喫煙者に比べて、5年~10年以上も早く老化が進んでいくとも言われています。

「お肌の張りが無くなり、顔全体にシミやシワ、くすみなどが目立ち、鼻の横の毛穴も開いている。また、タバコの煙は目にしみることから、自然と目を大きく開けなくなり、目尻が少し下がってしまい、頬がこけ頬骨が目立つ」…喫煙者に特徴的なこんな顔を、スモーカーズフェイスと呼ぶそうです。こんな人、あなたのまわりにいませんか?

タバコを吸っていると皮膚のハリがなくなってきて、目じり・口周りなどのしわが増えます。
そのため、実際の年齢よりも老けて見えます。
このような喫煙者に特有の顔を「スモーカーズ フェイス」といい、しわに加え、歯や歯ぐきの着色、口臭、白髪、頭髪の脱毛なども伴います。

引用元:http://sugu-kinen.jp/efficacy/harm/aging.html

あるカメラマンの話によると、喫煙している女性モデルの肌には独特のものがあって、聞かなくても喫煙者だということがわかるそうです。常に乾いたような感じで血色が悪く、精彩がないのが共通の特徴だそう。それをメイクやライティングなどでごまかしても、若い時はまだなんとかなりますが、年齢を重ねると見られたものではないとか。女性に限ったことではなく、男性でも絶えず喫煙している人の肌には輝きがないそうです。

お肌以外への悪影響

喫煙を続けていると、お肌だけではなく、他にもうれしくない、怖い影響が出てきます。

美容だけではなく健康にも…

白髪や抜け毛が増え、ツヤもなくなってきます。
ハスキーボイスと言えば聞こえはいいですが、ガラガラ声やダミ声に。
歯や歯茎にヤニによる黄ばみが出てきます。また、喫煙者特有の口臭・体臭も。
妊娠/出産 赤ちゃんの低体重、胎盤の異常、流産・早産・不妊、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが高まります。
病気 動脈硬化・脳卒中・糖尿病・メタボ・うつ病・バセドウ病・胃潰瘍・骨粗しょう症・喘息・がん・COPD(慢性閉塞性肺疾患)・肺炎などを発症するリスクが高くなります。
寿命 日本の最近の研究で、喫煙者の平均寿命が男性で8年、女性で10年短縮することが報告されています。

喫煙していると太らない?!

喫煙している女性がタバコを吸う理由として、「喫煙していると太らないから」と言っているのを時々耳にしますよね。喫煙で太らないのは、タバコの有害物質を解毒するために大量のカロリーやビタミンを使っているから。不健康に痩せているだけです。
先にお伝えしたように、たとえ体重が増えなくても、お肌も身体もボロボロになって老化が進むようでは意味がありません。喫煙でダイエットしようというのは、まさに愚の骨頂です。

受動喫煙も怖い

自分はタバコを吸わなくても、周囲に喫煙者がいることで、タバコの煙を吸ってしまうことを受動喫煙といいます。喫煙する人が吸っている煙だけではなく、タバコから立ち昇る煙、また喫煙者が吐き出す煙にも、ニコチンやタールはもちろん、多くの有害物質が含まれています。

ヘビースモーカーの夫をもった女性では、本人が吸わなくても、肺がん死亡のリスクが約2倍になるという研究報告もされています。さらに、受動喫煙は、子どもの呼吸器疾患や中耳炎、乳幼児突然死症候群を引き起こすなど、妊婦やその周囲の人の喫煙によって、低体重児や早産のリスクが上昇することが指摘されています。
大切な人たちを守るためにも、喫煙はしないことが大切です。

イギリスで、50年間追跡調査をした結果、喫煙者は非喫煙者に比べ、寿命が10年縮まるという事が判明しております。また、日本の最近の研究でも喫煙者の平均寿命が男性で8年、女性で10年短縮することが報告されています。

引用元:たばこの煙の恐ろしさ 吸う人にも吸わない人にも知ってもらいたいこと
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg8643.html

禁煙でお肌の若返り!

このように、喫煙は美容にとっても、健康にとってもいいことはひとつもありません。
「百害あって一利なし」という言葉は、喫煙のためにあるような言葉ですね。
喫煙している限りは、どんな高価な化粧品を使っても、エステに行っても、お肌にいいと言われる食事を摂っても、タバコに含まれる有害物質が、それらすべてを台無しにしてしまいます。

もし、あなたにお肌の悩みがあって喫煙者だとしたら、禁煙することでお肌の状態(もちろん健康状態も)が格段に良くなることは間違いありません。
次にご紹介する、禁煙に成功した女性の体験談を読めば、あなたも禁煙して美しいお肌を取り戻そう!と思うはずです。

30歳半ばまで煙草を吸っていましたが、禁煙してから肌の状態が目に見えて変わり、びっくりしました。

引用元:https://doctors-me.com/doctor/symptom/112/ex/3069

自分だけで禁煙が難しいと思ったら、こういったものも利用してみましょう。

インターネット禁煙マラソン
インターネット禁煙マラソンは、インターネットのメールを利用した禁煙法です。
メーリングリストやメールマガジンのシステムを利用することで、大勢の仲間のアドバイスや励ましを受けて自分にあった方法で禁煙をすることができます。

引用元:https://kinen-marathon.jp/

禁煙外来
ニコチンを含まない飲み薬は、イライラなどのニコチン切れ症状を軽くするほか、タバコをおいしいと感じにくくします。

引用元:http://sugu-kinen.jp/

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